ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

本ブログの2016年の振り返り

Malcolm—Sony RX1

まだまだ休業モードなので手抜き記事だと思ってもらえれば。

せっかく、七月から毎日書き続けてきたブログなので、どんな記事が読まれているのかを見直してみました。

2016年によく読まれた記事

半年間で3万PVくらいなのであまりランキングをいっても仕方ないんだけど(笑)

テーマが「国語教育なんだかよくわからないこと」でやっているせいで、まあニッチですね。

1位

【書評】『公教育をイチから考えよう』を読んで考えること・その一 - ならずものになろう

苫野先生の本。個人的には2016年に読んだ本の中では一番よかった。もともと、苫野先生の著書は、教育の力 (講談社現代新書)で初めて知り、どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方を読んで共感していただけに、この本も面白く読めた。

これまでの主張から大きく新しいことが述べられているわけではなかったけど、リヒテルズ直子先生とのやりとりが面白かった。今月に苫野先生とリヒテルズ直子先生の対談を見に行く機会があるので、それも楽しみ。

2位

教員が教員のためにおススメする事務用品 - ならずものになろう

基本的にこの手の記事を書いているときはネタ切れの時ですな。ネタ切れで書いているのに多く読まれているというのもどうなのか…。

3位

国語科教育とアクティブ・ラーニングの微妙な関係 - ならずものになろう

4位

やっぱり混乱している「アクティブ・ラーニング」のとらえ方 - ならずものになろう

八月の頃に「審議のまとめ」がでた関係もあって、数多くアクティブ・ラーニングのネタのことは書いていたなぁ……。最近、あまりアクティブ・ラーニングについて書かないのは、「審議のまとめ」でアクティブ・ラーニング自体が使われなくなったから……なんて高度な理由ではなく、単純に授業をやりながら参考書籍を引用しながら自分の考えを書くことが難しかったから。

参考書籍を探したり読んだりまとめるには時間がかかる……まあ、結局、それをさぼって書けることしか書いていないのはよくないなぁと思います。アクティブ・ラーニングはちゃんと調べないと落書きのような思い付きを書いて終わるからね…。

5位

どうなる大学入試?現時点にわかることを冷静に整理する。 - ならずものになろう

まあ、これも大学入試改革の流れの話。飛ばし記事気味だったので調べてみたよという話。これも時間があるときだから読んで書いたというものでやっぱり最近はできていないなぁ…。

もっと読まれてほしい記事

読まれてほしい……なんて偉そうなことをいうのは怖いけど、こっそりと挙げてみる。

「好きなことを、とことん学んでいい」プロジェクトベース学習の魅力 - ならずものになろう

アクティブ・ラーニングをやりたいからPBLというわけではなく、「自分のことは自分で決める」という当たり前のことを実現できる教育の方法に魅力を感じるのである。

その中でもPBLは完全に教員と子どもの関係を変えるものだけに、中途半端なアクティブ・ラーニングで凝り固まられてしまう前に、いろいろな人に知ってほしいことでもある。

文法の授業に役立つ日本語学の書籍 - ならずものになろう

大して力を入れて書いているわけではないけど、一応、自分が勉強してきたことだし、学校で冷遇されやすいところなので……。つまらない教え込みだけじゃないんだよ!ってことをもう少し共有できたらなぁ…と思うのです。

2017年はもう少し…

このブログの最大の問題は何かと言えば、「一体、お前は何を書きたいんだ?」という問いに答えられないということだ。

一応、国語教育的な何かを書こうとは思っているけど、どうでもいい雑記も混ざっているし、中途半端に思い付きで書いているのがよくないですね…。

専門性を謳うには大して本を読んでいないで内容が薄いですし、授業報告には匿名性確保のために抽象的な話ばかりになっていますし……。

その課題は作業なのか学習活動なのか - ならずものになろう

「活用」をどう授業する? - ならずものになろう

例えば、上の記事などはもっと学問的に専門性の高いことを書くか、それとももっと生徒の作品や自分の指導した内容を明らかにして具体的に書かないと、見ている方にとっては何が何だかよくわからないということになってしまうだろうなぁ……という反省。

アクティブラーニングの専門家なのかと言われればそういうわけでもないし、授業についても何か一家言あるほど勉強はしてませんし……。

授業のことだとかを色々とコメントもらいたいなぁとは思うものの、抽象的にしか書けないところももどかしいものですね。

まあ、2017年はもう少し、読者に読みやすいものが書ければなぁと思っています。

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